こもれびに揺れる魂のこえ

メーカー UNiSONSIFT
発売日 2003/7/11
ジャンル AVG
シナリオ 市川 環
原画 いとう のいぢ
音楽 水月 陵(KIYO)


あらすじ

行こう。遠い、緑に囲まれたその場所へ・・・・・

小さな村で牧師として勤めを果たしていた主人公のもとへ、ある日一通の手紙が届く。
名も知らぬ誰かから送られてきたそれには、
まるで祈りの言葉のようにこう綴られていた。

『ただ愛情を彼女たちに注いでやってください』

そこは、人里離れた場所にひっそりと立つある施設らしい。
誰かのわがまま?
そこは狭くもなく、けれど広くもない閉じた楽園だった。

差出人が願うこと全てはかなえられないかもしれない。
けれど、運命としかいいようのないものに導かれて、彼はそこへと向かった。

彼は彼女たちを救うことによって、自分を救いたいのだろうか。



登場人物(攻略キャラのみ)

スイ

施設に最も古くからいると思われる少女。
「他者」を認識することすらわからないまま、本から得た偏った知識のみをもっている。
普段は自分の部屋から出ることはないが、部屋の下にある小さな花畑をときどき眺めてすごすこともある。
無垢な顔立ちは、まるで人形のようだが、深い色の瞳はなんでも知りたがる好奇心を秘めている。
他人と関わるということを全く知らず、自分からなにかを表現したり求めたりすることができない。

高円寺 アヤナ

スイと同じくらいの時期に施設へやってきた少女。
明るくおどけた感じで他人に接しているが、どこか心の壁を作っているように感じさせる。
不敵な笑みをうかべて、生意気な話しかたをするが、反面寂しがりやな表情を垣間見せることもあり。
リボンやぬいぐるみなど、可愛らしいものが好き。
また、部屋の窓が森に面しているため、小動物や鳥たちが迷い込んでくることがある。
そんな小さな生き物がやってくるのを、心待ちにしている。
過去を語ろうとせず、自ら他の少女に疎外感を持つことも・・・・。

橘 コハル 一番最近に施設にやってきた少女。
他の少女たちよりも社交的で、まとめ役をつとめることが多い。しかし自分に自信を持てないため、いつも心の隅に「自分はいらない存在なのだ」という影を持っている。
器用で、料理を作ることが趣味。
かけている眼鏡は伊達眼鏡で、大切な宝物のため、肌身離さず持っている。
過去の記憶をほとんど失っているせいか、自分の存在を強く認識できないまま日々を過ごす。
ツバキ 施設に「物」を届けにくる少女。
この施設を運営している何者かの関係者のようだが、詳しくはわからない。
マオ 三つ子の付き添い兼保護者的な役目。
そのせいか年齢よりも大人びた考えを持っていて、施設にいる少女たちのよき相談相手にも。


部門別評価

システム 60
ストーリー 55
グラフィック 70
音楽 60
萌度 50
総合評価 60


名言&迷言

・みんな優しいのに、わたしの心は苦しいの・・・・! (高円寺 アヤナ)

・もう、おまじないは・・・・いらないんです (橘 コハル)


お気に入りのキャラ

橘 コハル


感想

最近、某小説などで活躍中の『いとうのいぢ』の作品をやろうと思いこのゲームをチョイス。

スイ→アヤナ→コハル→マオ→ツバキの順に攻略

メイン三人を攻略して、みんな何かをなくして、主人公であるプレイヤーがその穴を埋めるといった感じの感想です。

内容としては、物足りない部分も多々あったが、一番問題なのは…

のいぢの裸絵がぜんぜん萌えない(ノToT)ノ┫:・'.::・┻┻:・'.::・

普通の絵は萌えるのに、なぜ裸絵は萌えないんだ!?( -人-).。oO(・・・・・・)

あと、もうひとつ問題なのはマオ攻略の終わりが中途半端すぎでいきなり終わったのでびびった。

名作入りには、あと三歩くらい足らないゲームだった。

次回作などに期待したいです。



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